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熱くなると食べたくなる カレーの注意点 

2014年7月1日

 

こんにちは、最近はだんだん熱くなってきましたね。


夏に辛いカレーを食べようという人が最近増えましたが、


これは熱い国の、タイや、インドなどで

カレーが食べられるからです


香辛料が多く使われていて、

熱さで弱った体を回復させてくれます。


しかし、インドの家庭ではカレーの作り置きはしません。


 



カレーは2日目の方が美味しいと言いますね。


長時間寝かせることにより、

うまみが溶けこむのですが、


実際に美味しく感じるのは、

ジャガイモの澱粉質が溶けて


カレーの粘土が何倍も増すからです。


人間の舌に粘土の高いものが

長時間とどまることによって美味しく感じるだけです。



 


しかし、2日目のカレーは食中毒の元のようなものです。


それは、ウェルシュ菌という細菌が爆発的に増殖するからです。


これは12種類の毒素を作り一般に、

ビフィズス菌などと対比され、悪玉菌の代表です。


至適増殖温度は43-47℃で、

分裂時間は45℃で約10分間と短く


37℃で最も多くの毒素を産生する。

大変恐ろしい菌です。


 


簡単に言うと、どこにでもいる、

酸素が嫌いな悪玉菌で、


温度が下がりつつある料理で

10分に一度の割合で倍、倍に増殖します。


このことにより、常温で放置したカレーは

ウェルシュ菌だらけになるのです。


少々の菌は体内にもともとある菌なので大丈夫ですが、

増殖して増えすぎたものと

体内に入れると、食中毒を引き起こします。 

ウェルシュ菌は100度で何時間加熱しても死にません。


調理師免許の教科書で勉強した時、

「本当に恐ろしい菌」という印象を強烈に受けました。


 



食中毒を防ぐには

調理したあと増やさないようにするしかありません。


この方法としては、調理後、粗熱をとり、

すぐに小分けにして冷蔵庫に入れて冷やすこと


これしかありません。


菌の活動温度の47度~37度を

すばやく通過させてしまえば大丈夫です。


 



これだけでなく、梅雨時期は特に注意が必要です。


最近は、食品添加物が多く使われ、

すぐに腐るということも少なくなってきました。


しかし、味が変わらなくても確実に菌は増殖しています。


特にこの時期は作り置きをせず、

すぐ食べることをお勧めします。


 



カレーと聞いて食欲は増すとは思いますが


これを聞いたら少し怖くなったのではないでしょうか?()


ちなみに、私が家で作るカレーには、

ジャガイモ、ニンジンなどは入れません。


 



抑えられない食欲をどうにかして、

今年こそ痩せたい方は


当院の一生に一度のダイエット是非チェックしてみてください


お問い合わせ・ご予約は、TEL06-6435-0632

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